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【事例紹介】チームビルディング課題をクリアするオンライン研修

作成者 : 森

『コロナ禍で社内コミュニケーション課題を抱えている』
『状況に応じて、会場⇒オンラインのリスク対応ができる研修を採用したい』

コロナ禍において、研修やワークショップのオンライン化が進み、上記のようなお考えを持つ人事担当者の方も増えているのではないでしょうか?現在、感染者数の増減、緊急事態宣言の発令などなど、日々状況変化が起こる中で、会場研修の予定が急遽オンラインに切り替わることも日常茶飯事となっています。オンライン対応が出来るのかどうかは、研修担当者の不安要素の一つでしょう。

オンラインレゴ研修
オンラインレゴ研修

実際に『月刊総務』が全国の総務担当者を対象に社員研修に関する調査を実施した結果、「これまで対面で実施していた研修について新型コロナウイルス感染拡大後の実施状況を尋ねたところ、「一部をオンラインに切り替え」が53.1%、「全てオンラインで実施」が20.4%と、研修のオンライン化が進んでいることがわかっています。(n=113)」また、オンライン研修のみなら、テレワークの普及も進み、社内コミュニケーションの希薄化も懸念され、同じく『月間総務』の調査によると、テレワークの方が従業員のメンタルケアが難しいと思うか尋ねたところ、「はい」が73.3%、「いいえ」が26.7%という結果になりました(n=255)。

「社内コミュニケーション課題を解決するチームビルディング研修があるのか?」さらに、「そんなチームビルディング研修がコロナ状況次第で、臨機応援に会場研修⇒オンライン研修に切り替えて実施出来たりしないのか?」そんな想いを持った人事・研修担当の方、必見の対応策が、『レゴ®シリアスプレイ®メソッドを用いたチームビルディング研修』です。この記事では、LEGO® SERIOUS PLAY®の概要と実施例をご紹介します。

 

 

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<目次>

1.レゴ®シリアスプレイ®とは?
(1)レゴシリアスプレイのワークショプの概要紹介 〜内容と効果〜
(2)フロー理論をはじめ、教育理論に基づいたメソッド

2.事例紹介:「あと一歩踏み込めない」課題、神戸大学附属病院のワークショップ
(1).依頼経緯のきっかけ「チームにフラットな関係性を構築したい」
(2)当日の流れ ~参加者からは、これまで発言されなかった話題が次々と~
(3).レゴシリアスプレイを終えた感想


 

1.レゴ®シリアスプレイ®とは?

レゴシリアスプレイ ワークショップ

コロナ以前から、チームを構成する個々人の能力や経験をお互いに把握、社員や組織の連携を強固にすることを目的として、「チームビルディング」を積極的に取り組む企業・団体が増えています。更に昨今では、コロナ禍による急速なテレワーク普及により、コミュニケーション課題を抱えた企業は非常に増えています。

ワークショップ、レクリエーションなどなど、チームビルディングの手法や内容も様々ありますが、本日は弊社の推奨する「レゴブロックシリアスプレイ」についてご紹介させて頂きます。

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(1)レゴシリアスプレイのワークショプの概要紹介 〜内容と効果〜

「レゴシリアスプレイ」とは、レゴ社で考案されたチームビルディングの手法です。「レゴブロック」を用いた対話がチームの結束を促進することに関心を集め、米国航空宇宙局『NASA』で採用されたワークショップとしても脚光を浴びました。

レゴブロックを用いた対話、レゴシリアスプレイの概要を簡単にご説明すると……

①ファシリテーターがグループに対して『問い』を投げかける
②メンバーと共にレゴブロックを用いて作品を組み立てる
③出来上がった作品をもとに、ブロックの意味合いや自分の考えについてチーム内で対話をする

研修の目的によってお題や研修内容に変化は加わりますが、基本は以上のプロセスをとります。

「問い」に対し、参加者はレゴブロックを用いて回答することで、自らも言語化できない内面的な考えを具現化させることがファーストプロセスです。その後、今度はその作品を自分の言葉でチームに説明することで、自分と他者に多様なモノの捉え方の”気づき”を与えることを目的としています。

レゴシリアスプレイのポイントは、お互いを認め合える安心・安全の場で、様々な意見を交わし合うプロセスをレゴブロックの作品作り&対話を通じて体験していくことにあります。

ワークショップ中の問いに対して、正解のレゴブロックや不正解の意見はありません。たとえば「仕事」というお題に対して、他のメンバーが自分とは異なる理由で全く違うレゴブロックを手に取ることが多々あります。ワークショップを通すことで、異なるバックグラウンドや価値観を持っている方がチームを形成していることを理解することができ、個々人がメンバーの多様性を認識するキッカケとなります。

また、作品を介すことで、「チームとしてどのように結束していくのか……」表面的でない考えをチーム内でシェアすることにも役立ちます。言語よりもっと前、プリミティブ(潜在的)な視点からのコミュニケーションを実現させることこそ、レゴシリアスプレイの特徴とも言えるでしょう。

 

(2)フロー理論をはじめ、教育理論に基づいたメソッド

レゴシリアスプレイ ワークショップ 

レゴシリアスプレイは、通常の会議や座学研修とは違う新たな学びの手法として注目され、様々な場面で採用されています。

上でご紹介した通り、他に類を見ないワークショップ内容であることも一因ですが、「参加者全員が対等な立場でコミュニケーションを成立させるワークショップである」ことも選ばれる理由です。

たとえば、座学研修は講師の話を一方的に聞くだけに終始します。参加者が能動的に参加する機会は多くありません。また、会議形式のプログラムは、一見して全員に発言の場が用意されているように見えます。しかしながら、声が大きい人が議論を制したり、役職や肩書きから発言を控える参加者も現れることは想像に難くありません。

レゴシリアスプレイは”幼少期の頃、多くの人が1度は遊んだことのあるブロック”をもとに、価値観の違いを可視化させ、話し合いをしながらチームの課題や問題の核心に迫っていく内容です。普段の業務や役職を離れてレゴブロックを触っている上司や部下の姿に、意外な一面を発見する参加者も少なくありません。

遊びの要素を含んでいるからこそ、フロー理論などの効果を最大化させ、年齢や立場を越えた話し合いを成立させることができ、レゴブロックを通じた表現だからこそ素直な考えが現れやすく、多様な意見を引き出すことができるのです。現在、レゴシリアスプレイは、リーダー研修やマネジメント研修などの階層研修だけでなく、会社の戦略検討や経営理念の浸透の手法にも活用されています。

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2.「あと一歩踏み込めない」課題、神戸大学附属病院のワークショップ

百聞は一見にしかず。説明だけでは抽象的ですので、実際の事例を通してレゴシリアスプレイがどのように依頼者の課題解決に貢献したかご紹介します。

(1).依頼経緯のきっかけ「チームにフラットな関係性を構築したい」

レゴシリアスプレイワークショップ

例として持ち出すのは、2021年6月2日(水)に弊社が行ったワークショップです。

国立研究開発法人 日本医療研究機関開発機構(AMED)の「次世代医療機器連携拠点整備等事業」で採択されている神戸大学附属病院「メディカル・デバイス・プロデューサー(MDP)育成プログラム」(以下、MDPプログラム)の一環でチームビルディングのワークショップとしてレゴシリアスプレイを実施させていただきました。

もともとMDP育成プログラムでは「プロジェクトマネージャーの素質を備えた医療機器開発者を育てる」「新たな医療機器を開発する」目的のもと、医師やレントゲン技師、療機器メーカーなど様々な医療従事者の方を対象に研修やワークショップを開いておりました。

ここでは、新しいアイデアを生み出すためには闊達で自由な議論が不可欠になります。

しかしながら、何度か顔合わせしているものの、参加者は互いに自分の専門領域を超えた発言をすることに遠慮がちになってしまい、停滞した雰囲気が蔓延しやすい状況でもありました。

プログラム担当者様もチーム内に発生している見えない壁を崩すことを課題として捉えており、
参加者同士が自らのアイデアをフラットに話すことができるような関係性を構築できるプログラムを探しているなか、
白羽の矢が立ったプログラムこそ、レゴシリアスプレイです。

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(2)当日の流れ ~参加者からは、これまで発言されなかった話題が次々と~

レゴシリアスプレイ ワークショップ

当初は対面での開催予定でしたが、急遽オンラインに変更され、約20名の方に参加していただきました。レゴシリアスプレイは、対面でなくとも参加できるプログラムであります。

※オンライン上で開催する際には、オンラインで利用する専用レゴキットを事前にお送りします。
※Zoomにログインしていただき、手元が映るようにすれば、スマホとパソコンの両方からの参加が可能です。

当日のプログラムは、参加者それぞれが自己紹介も兼ねて「ワクワクのイメージ」や「自分の持ち味」など、簡単なお題に沿ってレゴブロックを選んでもらうことから始まりました。

普段の座学とは、全く違うティストにプログラム参加者の皆さんからも、

「レゴブロックを触るの?」

「これからどうなるんだろう?」

驚きと興味が入り混じった様子です。

お題に沿ったレゴブロックを手に取ったら、今度はお互いに「なぜそのレゴブロックを手に取ったのか」チーム内で発表し合います。

先述の通り、レゴシリアスプレイに答えや正解はありません。話し合いのステップでは、お互いに「そのレゴブロックを選択した理由にどのような意味があるのか?」各々の考えを知るために、活発な話し合いが行われました。

レゴシリアスプレイ ワークショップ

自己紹介はいわばチュートリアルです。次第にレゴブロックに慣れてきたら、今度は「響き合うチーム」と、少し抽象性の高いお題を投げかけ、思い思いの作品を作っていただきます。

先ほど自己紹介時に選んだブロックも利用しつつ作品を制作してもらうことで、「チーム内で自分の持ち味をどう生かせるのか」も併せて発表していただく狙いもあります。

自ら組み立てた作品について説明するうち、徐々に様々な意見を発言しやすい環境が出来上がっていきました。自由に意見を言い合える関係性が出来上がってきたプログラム終盤、「チームにどのような貢献、支援をしていくのか」、核心に迫るお題を投げかけたところ……

  • 「メンバーの架け橋になるように貢献したい」
  • 「全体のバランスを取るように調整する」
  • 「起こりうるリスクを想定しつつ、皆さんをサポートしていきたい」

座学では発言されなかった前向きな言葉が次々と飛び交います。

また、遠慮がちになってしまうような「メンバーにお願いしたいこと」といったお題にも、

  • 「思い切って発言してほしい」
  • 「全体を見てバランスを取ってほしい」
  • 「ファシリテーターをお願いしたい」

本心をメンバーに言い合える関係性が出来上がってきました。これまでほとんど交流もなかったメンバーそれぞれのチーム観の違いや、本人すら気づかなかった価値観を共有できた証拠とも言えるのではないでしょうか。

普段は1回のワークショップに2〜3時間をかけるのが通例ですが、今回のレゴシリアスプレイはオンライン、かつ90分のプログラムです。ファシリテーターには的確な指示出しや、参加者の誰1人も置いてけぼりにさせない配慮、設計された段取りを丁寧に進行するスキルも求められました。

しかし、「時間があっという間に過ぎてしまった」とのお声もいただくほどの盛り上がりも見せたのは、参加者がレゴブロックのチカラも借りて積極的に参加してくれたおかげです。今回の経験が次のアクションへと繋がるように締め括らせていただき、ワークショップを締め括らせていただきました。

ワークショップを終えた参加者からは……

  • 「遊び感覚だったけれども多様性の重要性を知れることができた」
  • 「レゴを手に取ってみると想像よりずっと楽しくて、あれこれ組んでしまった」
  • 「医療機器開発の話し合いにとどまらず、コミュニケーションの勉強にもなった」
  • 「今後は、メンバーの架け橋になるような貢献をしたい」
  • 「チームの一員として積極的に意見を出して一層の活性化に務めたい」
  • 「背景が異なるもの同士で、互いの良さを見つけること、および違う視点を提示することを意識していきたい」

レゴシリアスプレイの試み自体への感想と今後のMDPプログラムに対する希望、両方に満足の声をいただくこともできました。

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(3).レゴシリアスプレイを終えた感想

レゴシリアスプレイ ワークショップ

今回、MDPプログラム担当者様が抱えていた「参加者同士の壁」という悩みは、医療現場”ならでは”の理由もあります。

まず、医療業界は、各々のポジションが明確に分けられています。このプロジェクトでは、同じ目線でフラットに話し合うことが必要だと頭でわかっていても、実際にフラットに意見を交わすことは容易ではありません。

また、医療に携わる方は普段、端的かつ正確な発言を求められるため、「考えながら伝える」「自らの価値観を表に出す」といった場を苦手とする背景もあります。

今回のワークショップは、そのような医療業界特有の”ムズカシサ(難しさ)”をよそに、ワークショップ中に茶化しあったり笑いが起きたり……和気あいあいと話し合える場としても機能しました。立場や先入観を取っ払った上で、個々人の多様性を認め合うことで初めて生まれる意見もありますし、互いに深く知り合うことができた結果、今後チームとしてのまとまりが強固になることにも役立ったのではないでしょうか。

初めこそ、依頼者様も「レゴブロックのチームビルディングは、本当に効果があるだろうか?」と不安そうでしたが、参加者の盛り上がりやチームワークが進んだ様子にワークショップの効果を感じていただけました。

 

レゴシリアスプレイは、チームビルディングの諸問題を解決します!

レゴシリアスプレイ ワークショップ

今回は神戸大学附属病院、MDPプログラム様の事例をご紹介させていただきましたが、レゴシリアスプレイは、下記のようなケースにも大変有効です。

  • コロナの影響で在宅勤務が増えてしまい、会社全体で会話の機会が減ってしまった
  • 上司と部下、部署間の壁を崩して協力する関係性を築きたい
  • 新卒の同期の仲を強める機会を創りたい

この記事でも繰り返しお伝えしてきました通り、レゴシリアスプレイは、立場や言語までをも越えたところでのコミュニケーションを実現させるうえ、表面化しづらい互いの考えを確認できるワークショップです。

アプローチも通常の座学に比べると斬新なうえ、参加者の属性も選びません。参加者もプログラムに夢中になって前のめりになり、新たな発想も得やすくなります。無論、オンラインだけでなく、対面でのワークショップにも対応しております。

「チームビルディングを取り込みたいが、何から初めて良いかわからない」お客様も、目的に沿ったワークショップ内容をご提案させていただきます。また、「レゴシリアスプレイを試してみたいけれども、いきなり依頼するのは不安…」といったお客様に対して、お試しのワークショップや体験会も開催しております。

もちろん、今抱えているチームビルディングのお悩みからご相談していただくことも可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。

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