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【先進事例】デンソー労働組合研修_レゴ®シリアスプレイ®

作成者 : 森

我々自身、「労働組合とレゴ®シリアスプレイ®研修がこんなに相性がいいとは?!」と、当初は驚きだったのですが、おかげさまで好評を頂き、先進的で志の高い労働組合の方々からお声がけを頂くケースが増えています。労働組合にはどうしても「近寄りがたい」「お堅い」「旧態依然」「面倒臭そう」といったイメージがつきまとうものですが、レゴ®シリアスプレイ®研修でメンバー間の距離を縮めつつ、普段なら身構えてしまうような堅い議論も楽しく盛り上げることが出来ます。「組合活動を活性化させたい」、「組合執行部の変革姿勢や意気込みを組合員の方々に伝えたい」、「みんなで積極的な議論を交わしたい」、etc、そんな意欲持った組合の方々に導入検討をして頂くケースがとても多いです。

さて今回はデンソー労働組合様の事例をご紹介しつつ、「労働組合で実際にどうやってレゴ®シリアスプレイ®研修を導入しているか?」という疑問にお答えしていきたいと思います。

~ちょっとしたご質問お問い合わせも随時受付中。研修の企画に悩んだ気軽にご相談ください~

 

 

 

 

 

 

■この記事のポイント

・労働組合研修の始まりは、アシスタントの方向け研修。そこから拡大!
・そして、100人規模の大研修で「意識変革」にチャレンジ!

 

 

1.「組合幹部の人たちにもぜひやってほしい」

 

 

 

 

 

最初にお声がけを頂いたのは、労働組合で働くアシスタント(一般職)の方向けの研修依頼でした。「レゴを用いたユニークな研修ネタがある」ということで、研修企画に悩んでいたご担当者の方よりデンソー出身だった私にご相談を頂きました。ただ、企業にもよると思いますが、元社員だからと易々と発注して頂けるわけでもなく(むしろその逆)、
実際にデモや研修案をプレゼンして、組合内で検討・承認のプロセスを経て、ご発注頂きました。

当日は1日研修。レゴ®シリアスプレイ®の効果を高めるために、コーチングの知識もお伝えしながら
研修を進めていきました。コーチングの内容を組み入れた理由は、レゴ®シリアスプレイ®でも、「質問」の精度が重要となるからです。また、業務の中で組合員の方の相談にのる場面も多いということで、「傾聴」のスキルが今後役立つのではないかという見立てでした。研修当日の感想アンケートとして、以下のようなお声を頂きましたが、研修後の懇親会では「この研修は、組合幹部の人たちにもぜひやってみてほしい」という声が挙がったそうです。こういったお声のおかげで次のリピート発注に繋がっていきました。

<参加者の感想>

・レゴのワークショップでは話すつもりのなかったことまで、つい話している自分がいました。また、初めて会ったみなさんともいろいろお話することができ、レゴのようなツールを介在させるとコミュニケーションがスムーズになると思いました。

・あっという間の1日で、楽しく研修をうけることができた。コーチングについては、非常に興味深く、もっと詳しく聞きたかった。LEGO研修については、グループ内の他者の意見や考えをじっくり聞くことができて、
今まで気づかなかった一面も発見でき、良い機会であった。自分だけでは発想できない観点から考えている人もいて、物の見方の違いや広さに感心することが多かった。

・相談者等の対応時に、接し方によって、相手がいかに話しやすく、自分の思いや気持ちを打ち明けられるようになるか!またこちらも、相手から導き出すことが出来るか!席の位置や相槌の仕方、また、受け止め、受け入れる姿勢での対応の必要性に気づかされました。

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2.「受け身の組合活動から、変革のうねりを起せないだろうか?」

 

 

 

 

 

 

レゴ®シリアスプレイ®はご紹介やリピート発注がとても多いのですが、年度内で2度目の発注を頂き、正直驚きました。しかも、それは100人規模かつ重要な位置づけの研修。参加者は、組合活動専従の執行部の方と、普段通常業務を行いながら時間外で組合活動を行い、各職場を取りまとめるリーダー層の方々。

デンソー労働組合様が抱えている課題として、「自動車業界全体が大きな変革期に入っている中で、働く従業員自身が変革のうねりを起していかなければ、自分たちの会社の競争力を保つことはできない。一人ひとりの変革の意識を高めたい」というお話を伺っていました。一方で、従来研修では、模造紙とポストイットで「組合活動のありたい姿」について議論を行う、著名人の講演を聞く、というケースが多く、なかなか主体性を引き出すことは難しかったようです。研修企画者の方からは、「参加者の方々に、組合活動に参画する意義を感じ、意識を高めてほしいものの、どうしても受け身の方が多い。じぶんゴト化して、前のめりになってもらうことは出来ないだろうか」というご相談を頂いていました。

研修を成功させ、ご期待に応えるためには、『参加者のスイッチはどこか?』を出来る限り見立てて、研修プログラムを組み立てることが重要です。企業風土、働く方の雰囲気・大事にしていること、そういった要素を洗い出し、参加者を思い描く中で、どういったアプローチが最適化を考えます。この研修では、最終的に「会社に対する誇り」と「次世代にバトンをつなぐ」をキーワードに設定しました。特に「「次世代にバトンをつなぐ」については、部下・後輩育成に熱心に社風に加え、「他人のためならば、人一倍頑張れる」気風の社員の方が多いという見立てによるものです。これらは研修企画担当者の方と打ち合わせを重ねながら見いだし、そして実際のプログラムでどのようなワークを行うか具体化していきました。また、「べき論」や「正論」「大上段からの問いかけ」を控えて参加者がじぶんゴト化できる発問を用意し、みなさんが前のめりになって取り組める内容を目指しました。

当日は、半日研修。大規模となるため、ファシリテーターは2名で対応しました。参加者は工場の現場経験が長い方から、本社のエンジニアの方まで、多種多様。ただ一様に、当初「レゴ?」という表情でした。しかし、研修が始まると皆さん前のめりになって楽しそうにレゴを用いて議論を行い、白熱した様子。年齢層は高めでしたが、みなさん夢中で取り組んで下さいました。

<参加者の感想>

・もう少し時間をかけてしっかり吸収したい。会社内仲間に広げたいと思う内容でした

・形に表せとよく言われるが、レゴで見せるとまた違う見え方が有ると感じた。

・今までにない内容で楽しく出来た。※自己の考え方にプラスできる内容だった

・今までにない、頭を使った研修で非常に良かった。見た目と人の考えは色々とあり、言葉ではあらわせない物が出せた。

 

残念ながら、アンケート評価を低くつけられた方もいらっしゃったのですが、よくよく見るとなんと、「研修の時間が足りなかった(=もっと長くじっくり研修に取り組みたかった)」といったお声でした。私たちからすると、ある種「最高評価」ともいえる内容で、大変有難く感じました。その後の懇親会でも「過去一番良い組合研修だった」という声が多数出たというお話を頂き、お役に立ててとても安堵しました。変革や新風を巻き起こそうと思ったとき、何かわかりやすく姿勢が伝わるといいですし、関係者を巻き込めたら最高だと思います。

レゴ®シリアスプレイ®をもちいた組合研修ならば、どうしてもメンバーと距離感が縮めらず、悩んでいる中核メンバーの方々に、きっと貢献できると考えます。今回の事例でも、「組合執行部自身が新しい取り組みにチャレンジし、変わろうとしている」という姿勢をレゴ®シリアスプレイ®の導入によって、体現できたのではないかと考えています。

 

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