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レゴ®シリアスプレイ®_講師・ファシリテーターの選び方

作成者 : 森

レゴ®シリアスプレイ®研修・ワークショップは
認定ファシリテーター(講師)が運営することを義務付けています。

認定ファシリテーターは年々増え続けていますが
実はそれぞれに特色があります。

今回は、認定ファシリテーター(講師)の選び方に加えて
認定制度や認定機関をご紹介します。


-目次-

1.そもそも認定ファシリテーターとは?
2.資格取得方法(費用・期間など)について
3.どんな人が資格取得してるのか?
4.資格があれば稼げるのか?
5.認定ファシリテーター・講師の選び方(&注意点)


1.そもそも認定ファシリテーターとは?

認定ファシリテーターは、いわゆる民間資格です。
日本では、(株)ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツが行っている
ファシリテーター養成トレーニングを受講することで、
認定ファシリテーターを名乗ることが出来ます。

一見すると、 レゴ®シリアスプレイ®は
レゴブロックさえ揃えれば、誰にも研修・ワークショップの
運営が出来そうに見えるのも事実です。
実際、大手研修会社ですらこのような思い込み・勘違いを
しているところがあります。

しかし、別の記事で記載している通り、
様々な教育・心理学の理論を組み込んでいるメソッドです。

バックグラウンドをきちんと理解し、
正しい手順で進めていかないと
効果的な研修・ワークショップの運営は出来ません。

それゆえに、
一般の認定ファシリテーターがメソッドを他者に伝え、
育成・指導したり、監修というカタチで、当日運営を行わずに
他者に任せると言った対応はすべて厳禁となっています。

なお、専用キットを販売・供給するレゴ社も下記の声明を出しています。
「レゴ®シリアスプレイ®はファシリテーションを必要とするメソッドであり
トレーニングを受けたファシリテータに専門的なサービスを依頼することを推奨する」

 

 

 

 

 

 

 

 

2.資格取得方法

日本では、(株)ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツが
定期的に、ファシリテーター養成トレーニングを開催しています。

ちなみに、ロバート・ラスムセンはレゴ®シリアスプレイ®創始者のお名前です。

<養成トレーニング概要>
・トレーニング期間:4日間 (連続参加が必須)
・正規料金    :385,500円 (+ 10%消費税) = 総額 424,050円
早期割引適応料金:348,000円(+10%消費税) = 総額382,800円
※ちなみに為替の変動により改訂する場合ありです。
・定員      :14名
・詳細      :http://www.seriousplay.jp

費用が高いと思うかどうかは人それぞれだと思いますが、
注意点としては、これはあくまで資格取得費用である、と言う点です。

資格を取っただけでは研修・ワークショップの運営が出来ず、
これに加えて専用キットの購入が必要になります。

専用キットについては、別記事でまた説明したいと思います。

余談ですが、最近では養成トレーニング受講希望者が多く、
受付開始数分で締め切りとなることも多いようです。

私の知人には何度か申込締切りで機会を逃し、
受付開始時間の数分前から会社のトイレにこもって、
開始同時に申し込んでやっと受講できた、と言う方もいます。

 

 

3.どんな人が資格取得してるのか?

受講後に、研修講師として活躍の幅を広げたい方、
社内で同僚に向けて提供しようと思っている方、
学校教育関係で活かす方など、受講者は本当に様々です。

これはあくまで主観ですが、多くの人が
「実際に体験してみて楽しかったから、
自分も研修・ワークショップを提供する側になりたいと思った」
という想いをキッカケに、養成トレーニングを受講しているようです。

実際に私自身、コーチング仲間のワークショップで初めて
レゴ®シリアスプレイ®を体験し、そこでキャリアチェンジの
キッカケを掴み、認定ファシリテーターにも興味を持ちました。

そして、私のワークショップを経験した方で、私と同じように
魅力に憑りつかれ(?)、認定ファシリテーターになった方は、既に10名以上います。

認定ファシリテーターを志す方の属性はさまざまです。

私が養成トレーニングを受講した際も、
学校の先生から、会社員、独立コンサルタント、研修講師等、
様々な方々が集まっていました。

私は2016年5月に受講しましたが、一緒に受講した仲間の中には、
SDGsと絡めてレゴ®シリアスプレイ®を提供している方や
ファシリテーションに関する書籍を執筆した方など、
皆様ご活躍されていて、養成トレーニング同期との出会いもとても貴重でした。

 

 

 

 

 

 

4.資格があれば稼げるのか?

養成トレーニング受講料がそれなりの金額ですので、
研修・ワークショップのお仕事を考えている方にとっては、
非常に大事なところですね。

しかしながら、私の答えは、NOです。

これは私が周囲を見たときの実感値です。
受講料(自己投資)を回収できている人は30%未満
しっかり稼いでいる人は5%以下だと思います。

しかし、資格として見ると、特別おかしなことではありません。

私はレゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーター以外に、
中小企業診断士やコーチングの資格を持っていますが、
どの資格も共通して、「資格を持っていれば仕事がもらえる」ことは
ほぼありません。

「コーチングできます」「レゴ研修できます」と言うだけでは
何一つクライアントの課題解決にならないからです。

一方で、レゴ®シリアスプレイ®研修はあくまでメソッド・手段なので、
まだ多くの活用法が眠っており、どんなふうに生かすかを明確にしたり、
他者(他社)との差別化ができると仕事に繋げやすいとも言えます。

 

 

 

 

 

 

5.認定ファシリテーター・講師の選び方(&注意点)

年々認定ファシリテーターの数は増え続けています。

しかし、アクティブに行っている人と、
現場から遠ざかっている人に大きく分かれます。

認定ファシリテーターの有資格者は
一定の知識・ノウハウを有していますが、
現実としては4日間のトレーニングに加えて、
実践の場で学び、研鑽される要素も重要になってきます。

レゴ®シリアスプレイ®研修の場合、
少しの言い回しの違い、伝えるタイミングの違いでも
研修効果に大きな影響が生じるため、ファシリテーションスキルは必須です。

また、研修中の問いかけや質疑の中で気づきを引き出していくために、
コーチングの発問スキルや傾聴スキルも重要になります。

上記の内容は、4日間のトレーニング以外で
自己研鑽が必要な部分であり、実践・実績が大きく影響します。

また、場数・現場経験数で差が生まれるのは、
当日運営だけでなく、事前の研修設計場面でも言えることです。

レゴ®シリアスプレイ®研修の場合、
多くはオーダーメイド研修になり、ご要望に応じて研修設計します。

その際、企業や組織の研修担当者様の意図や目的を理解し、
人数や研修時間、会場の制約などを加味したうえで、
最適な研修設計ができるか、という点はかなり見過ごされがちです。

経験や実績があればこそ、研修終了後の到達点・期待値についても
研修企画担当者様とすり合わせることができます。

ゆえに、大手研修会社や企業名で選ぶよりも、
ファシリテーター個人の資質で選ばれることが重要かもしれません。

活躍しているファシリテーターはそれぞれ特色を持っており
横のつながりや連携もあります。

例えば、SDGsと絡めた研修・ワークショップであれば、
クライアント様のご要望を伺った上で、私より彼の方が適任だと思えば
自分で囲い込まずにお繋ぎすることもします。

どれだけ親身に相談対応してくれるかが大事な一方、
何でもかんでも「出来ます」と言わない、という点も実は大事な要素だと思います。

HPなどでよく実績を見極め、
迷ったらまずは相談してみることをおススメします。