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タグ: LEGO、LEGO® SERIOUS PLAY®、シリアスプレイ、レゴ、ワークショップ、中小企業診断士、研修

『2つのコーチング・ゲーム』~レゴ®シリアスプレイ®とPoints of You ®~

レゴ®シリアスプレイ®とPoints of You ®は大括りで
『コーチング・ゲーム』と呼ばれることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

『コーチング・ゲーム』とは一体何か?

明確な定義は無いのでしょうが、
『コーチングのスキルや要素を交えて“楽しく(フロー状態)”参加者の気づきや
 潜在意識を引き出そうとする研修・ワークショップ手法』
という理解でおよそ良いかと思います。

コーチングが通常1対1の対話(会話)であるのに対し、
コーチング・ゲームは1対多にアプローチ出来、
同じ時間でより多くの方にサービス提供できます。

一度に、より効果的に、より効率的に、より多くの人に
コーチング効果を実感して頂くために、
便利なツール(レゴブロックやカード)を活用する試みとも言えます。

実際、コーチングの資格を持っている方が
レゴ®シリアスプレイ®やPoints of You ®の資格を取得することも多く
コーチングスクールなどで頻繁に体験イベントが開催されています。

どちらかと言えば、
視覚的に優れ、美しいものに惹かれる女性がPoints of You ®に興味を持ちやすく、
「子ども時代によく遊んだ」という男性がはしゃぎやすいレゴ®シリアスプレイ®

しかし、どちらも始めてみると、男女関係なく熱中でき、
気づきや学びを引き出す効果の高いツールです。

 

 

本日は、Points of You ®と LEGO® SERIOUS PLAY®の
大まかなそれぞれの特徴をご紹介したいと思います。

※Points of You ®の説明文はアドバンストレーナーのかざまなほこさんに
監修頂きました。かざまさん、ありがとうございます!

 

 

■Points of You ®

 

 

 

 

 

 

 

<特徴>

Points of You ®は「コーチングゲーム」「パンクタム」「FACES」などのラインナップがあり、
新鮮な創造力を持ち込むことのできるツールです。

主力ツールである「コーチングゲーム」は、全部で65枚の写真カードを用います。
どれもセンスが溢れた写真が使われており、まず視覚的に楽しめます。

これらの写真は、あえて全体像が見えない構図や、状況が読めないなど、
情報が不十分な内容となっており、テイストやモチーフが統一されていません。

それゆえに、人によって意味付けや解釈に大きな幅が生まれるようになっています。
カードに記載された言葉も同様に、
人によって捉え方が大きくばらけるような曖昧なメッセージが書かれています。

Points of You ®の興味深い点は、基本的なメソッドはあるものの、
多様にアレンジしてファシリテーターがオリジナルのワークを作り、
どんどん活用方法が拡がっている点です。

完成形ではなく、みんなで日々進化させていこうというオープンソースのような形になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<内容>

基本的な流れは、ファシリテーターの「問い」に対して、
参加者がカードを選び、思考の拡散→洞察→収束気づき→アクションプラン
という流れになります。

1対多だけでなく、1対1のコーチングセッションや
セルフコーチングに用いることもできます。

一度写真(非言語)を使って考えてから、
言語化することで、心の奥底に隠れていた価値観や想いが言葉になります。

写真に含まれるたくさんの曖昧な要素があなたの潜在意識と結びつき、
新たな気づきが得られ、行動へのコミットが得られるのです。

部品数と組み合わせのバリエーションが豊富なレゴ®シリアスプレイ®に対し、
Points of You®︎は限られた状況下でどのような思考の拡散と洞察をするかに重点を置いた、
いかにもイスラエル発祥らしい特徴と言えるかもしれません。

また、どんなカードを選ぶのか、そのカードをどう捉え、
どのような意味づけを行うか?
人によって視点や解釈が違うことを知り、
他者との違いを積極的に活用するメリットを理解し、メンバーと影響しあったり、
協力しあったりするなかで、チームビルディングを行うこともできます。

 

■レゴ®シリアスプレイ®

 

 

 

 

 

 

<特徴>

ファシリテーターが提示する、
適度に“抽象的でイマジネーションが働きやすいお題”をもとに、
参加者がレゴの作品を作り、後付けの作品説明や質疑を行う中で
自分自身の潜在意識を引き出していきます。

「言語化や思考整理を行う前に、何かを選択し、後から意味づけしていく」
というアプローチは、Points of You ®と同じであり、そのツールがレゴブロックなのか、
写真カードなのか、という点が大まかな違いです。

ビジュアル的な訴求力はPoints of You ®が優れいてる一方、
部品数と組み合わせのバリエーションからレゴ®シリアスプレイ®の方が
創造的であるといえるかもしれません(あくまで個人的な感覚です)。

実際の研究からも、作品作りなどで手を動かす場面が多く、
レゴを用いることで脳の活性化に繋がると言われています。

 

 

 

 

 

<内容>

上述の通り、レゴ®シリアスプレイ®もファシリテーターのお題に合わせて、
作品作りに取り組むという流れです。

作品作り自体は、取り組み始めると誰もが熱中しますが、
大事なことは作品を作った後に、その作品にどんな意味付けを行うかです。

何となく使った赤色のブロックについても、
「なぜそこに赤を使ったのか?」と問われれば、必ず答えなければならず、
そういったやりとりの中で、思いがけない気づきや価値観がぽろりと出てきて、
本人も周りもびっくり!という場面があります。

>>詳しくは、レゴ®シリアスプレイ®とは?の記事をご覧ください。

まとめ

以上、ざっくりですが
本日は2つのコーチング・ゲームについてお伝えさせて頂きました。

繰り返しになりますが、
共通点は、カードやレゴを使って気づきや学び、潜在意識を引き出そうというアプローチです。

「どうにもやる気や主体性が引き出せない」というお悩みを抱えている方、
「もっとメンバーの意見や考えをオープンにして議論したい」とお考えの方、
まずはぜひご体験をどうぞ!

<この記事の監修>
合同会社ダブルピース代表
かざまなほこさん
https://n-breeze.com/
⇒かざまさん、有難うございました!

レゴ®シリアスプレイ®とは?~研修・ワークショップの魅力を解説~

レゴ®シリアスプレイ®研修・ワークショップの魅力とは、一体なんでしょう?

「研修参加者に”今までと違う”という期待感を伝えたい。
そんな中で、レゴ®シリアスプレイ®に着目しました!」

上記は、お仕事の依頼を頂く際、研修・ワークショップ企画担当者の方からよく頂くお話です。

確かに、レゴ®シリアスプレイ®は、「会社や組織の変革機運を高める」
「研修担当部署の本気度を伝える」といった場合、とても有効です。
研修やワークショップで従来にない、革新的なアプローチを用いることで
「わぉ!面白い。今までと違う!」という印象を与えることが出来ます。

その一方で、レゴ®シリアスプレイ®を未体験のご担当者は
「でも、レゴ®シリアスプレイ®って、実際どんなものかよくわからない」
という本音を抱えつつ、お問い合わせを下さる場合もあるようです。

本日はそんな皆様に向けて、レゴ®シリアスプレイ®の理解を深めて頂くために
成り立ちや、魅力・効果についてご紹介したいと思います。


<目次>
1.レゴ®シリアスプレイ®の成り立ち
 (1)レゴ®シリアスプレイ®の拡がりと開発経緯
 (2)レゴ®シリアスプレイ®に実装されている教育理論(代表例2つ)
  ①「コンストラクショニズム(構築主義)」
  ②「フロー理論」
 (3)研修・ワークショップで用いるレゴ®ブロックについて
2.レゴ®シリアスプレイ®の進め方
 (1)ヒアリング・アンケート
 (2)「お題」や「問い」を立てる
 (3)作品を組み立てる
 (4)作品のストーリーを語る
3.レゴ®シリアスプレイ®の魅力
 魅力①:とにかく夢中になれる
 魅力②:気付きが、深まる
 魅力③:相互理解が、深まる
 魅力④:課題共有が、深まる
 魅力⑤:戦略検討やビジョン浸透が、深まる
 魅力⑥:レゴ®シリアスプレイ®は手法に過ぎず、可能性は無限大
おわりに


1.レゴ®シリアスプレイ®の成り立ち

(1)レゴ®シリアスプレイ®の拡がりと開発経緯

現在、NASAやGoogle、ボストンコンサルティンググループなど、
名だたる企業に採用され、日本でも専門的なトレーニングを積んだ
認定ファシリテーターによってサービスが提供されている、レゴ®シリアスプレイ®。

もちろん、日米に留まらず、例えば弊社と繋がりのある
独シュタインバイス大学が提供するプログラムにも
レゴ®シリアスプレイ®の教育プログラムがラインナップされているように、
いまや世界中で普及している研修・ワークショップのメソッドです。

そんなレゴ®シリアスプレイ®は、2001年にレゴ社が
スイスIMD(国際経営開発研究所)と取り組んでいた
戦略立案の新しい手法「シリアスプレイ」と
MIT(マサチューセッツ工科大学)やシカゴ大学で研究されていた
教育、心理学の理論をもとに生み出されました。

←レゴ®シリアスプレイ®に関する書籍

 

(2)レゴ®シリアスプレイ®に実装されている教育理論(代表例2つ)

レゴ®シリアスプレイ®メソッドの普及に際し、
ファシリテーター認定制度を用いている理由の一つが、
提供価値・サービスの質を保つことです。

レゴ®シリアスプレイ®は学習理論に根差して構成されており、
これらを理解した上で認定ファシリテーターは
プログラム設計や当日運営を行っています。

①「コンストラクショニズム(構築主義)」

MITのシーモア・パパート教授が提唱した
「コンストラクショニズム(構築主義)」は、
“個人の知識や経験、感情と深く結びついた作品やものをつくることで、
学びが起きる”という学習理論です。

レゴ®シリアスプレイ®には、実際に手を動かして
ブロック作品をつくることで、頭の中で新しい知識、ものの見方、気づきを
構成していくというアプローチが採用されています。

手先を動かすことが認知症予防にも繋がると言われていますが、
研修・ワークショップ時に、ただ一方的に講師の話を聴くのではなく、
自分の手を動かして取り組むことで脳が活性化し、研修効果を高めることに繋がっています。

 

②「フロー理論」

非常に楽しくて一つの活動に深く没入し(=夢中)、
その結果、深い学びを引き起こし、幸福感をもたらすような
最適な心の状態を実現させます。

最近では、大人を顧客に想定したレゴ商品も発売しており、
老若男女問わず人々を夢中にさせるレゴ®ブロック。

「玩具を研修ツールとしてつかう」ことで、
参加者全員を研修に熱中にさせ、本人が無自覚・無意識のうちに
深い学習や思考を促します。

参加者から「楽しかったけど、頭が疲れた」という声が
多く聞かれるのは、フロー状態が生み出されている何よりの証です。

←最近では大人用のレゴも発売されており、5万円を超えるレゴキットも!

(3)研修・ワークショップで用いるレゴ®ブロックについて

一般に販売されているレゴ®ブロックでも実施は可能ですが、
レゴ社販売サイト(海外)より研修効果を高めるために考案された
数種類の専用キットが公式販売されており、これらを用いて
認定ファシリテーターがサービスを提供します。

一度に100人以上の参加者に対応することもあり、
弊社も特大衣装ケース数個分のレゴ®ブロックをストックしています。
(よく「このレゴ、全部でいくら?」と聞かれます。結構な投資額です。笑)

2.レゴ®シリアスプレイ®の進め方

別ページでもご紹介しているため、ここではざっくりと
簡単に説明させて頂きます。

 

(1)事前ヒアリング・アンケート

企業や職場の抱えている問題や悩み、研修の狙いや目的は様々です。
事前に丁寧なヒアリングやアンケートを行い、
研修担当者の意図や参加者の状況を把握したうえで、
当日のプログラムをカスタマイズします。

(2)「お題」や「問い」を立てる

研修・ワークショップ当日、認定ファシリテーターは、
まず参加者のみなさんに「お題」や「問い」を提示します。

この「お題」や「問い」は、「十分に不明瞭(sufficiently unclear)」で
あることが重要と言われ、適度に抽象的でイマジネーションが
働きやすいものを設定します。
ここが、認定ファシリテーターの腕の見せ所の1つでもあります。

お題の例:『10年後のわたし』『理想の職場・チームとは?』

(3)作品を組み立てる

参加者は、ファシリテーターが提示した「お題」や
「問い」にあわせて、レゴの作品を組み立てます。

この際、あまりあれこれ頭で考えず、手に任せて作品を作っていきます。
一見なんだかわからないような作品になってもOK。
むしろ、その方が後々面白い発見や気付きに繋がります。

(4)作品のストーリーを語る

なんとなく選んだブロック、なんとなく組み上げた作品について、
(後から)意味づけをして、ストーリーを語って頂きます。

周りのメンバーに説明するため、「意味づけしよう」と
思考を巡らせることで、本人すら驚くような
想い、本心、潜在意識が引き出されます。

3.レゴ®シリアスプレイ®の魅力

魅力①:とにかく夢中になれる

上述のように、レゴ®シリアスプレイ®には
フロー理論と言う学習理論が組み込まれており、
研修であることを忘れて誰もが夢中になって取り組み始めます。

私(森)の実体験上、本当に年齢も性別も関係なく、
研修嫌いな人たちも前のめりになって熱心に参加してくださいます。

研修中に写真を撮ると一目瞭然。参加者の体の姿勢や重心が違うのです。

重苦しい議論や、堅くて盛り上がりづらいコンテンツも、
レゴ®シリアスプレイ®を用いることで一変します。
例えば、私自身が実施している中小企業診断士の
資格更新研修(経産省認定)では、中小企業白書の解説や
健康経営に関する講義部分にレゴ®シリアスプレイ®を用いることで、
参加者を飽きさせず、理解促進を促す効果を引き出しています。

「いつも退屈で眠くなる研修が、眠くならず、楽しくて理解も深まり、
あっという間に終わった」という感想を多く頂き、
レゴ®シリアスプレイ®の効果・魅力を毎回実感しています。

魅力②:気付きが、深まる

時には制限時間を設けて、少し急かせるように作品作りをして頂きます。
時間に制約を設けた方が、「考えずにとにかく手を動かす」ことが
自然と実践できるからです。

「なんとなく」重ねて出来たレゴ作品には、みなさんの潜在意識が
存分に表れます。これは、脳が言語化というステップを飛ばして、
手に指示を出していることが要因です。

つまり、なんとなく手を動かしているようで、実はすべて
脳の指示(=みなさんの意志)で手が動いているのです。
そしてストーリーを語る際に、やや無理矢理でも意味づけることで
グッと潜在意識が引き出され、深い気付きが得られるのです。

また、弊社LSP×Coachingでは、プロフェッショナルコーチングの
スキル・ノウハウを導入し、グループ質疑の中でも気づきや
深まる仕掛けを行います。

毎回研修やワークショップの中で、自分の作品を説明しながら、
「ハッ」とした表情をされる方が多くいらっしゃいます。

場面や内容によっては、1on1のコーチングセッション以上に
深い気づきが得られ、参加者の人生を変えてしまう可能性も秘めています。

魅力③:相互理解が、深まる

研修やワークショップ時に必ず皆さんにお伝えすること、
それは「違いを楽しむこと」です。

例えば、同じ3×2の赤いブロックであったとしても、
意味づけは人それぞれ。

赤色を「危険信号」と捉えることでもあれば、「情熱」と
捉えることもでき、ネガティブもあればポジティブもあり得るのです。
選択や意味づけに良し悪しはありません。

ただただ、「沢山あるレゴの中で、それを選んだ理由はなんだろう?」と
問いかけ、参加者の皆さんの真意や潜在意識を引き出していきます。

聴き手が決めつけずに問いかけることで、本人すら、
思いもしなかった本心や想いが引き出されます。
また、お互いに良し悪しの評価をせず、違いを楽しみながら、
相互比較を行うことで、自分らしさ、その人らしさの理解を
深めることも出来るのです。

魅力④:課題共有が、深まる

一般的に、参加者間の認識合わせのため、ホワイトボードやPCの画面を
共有しながら会議や議論をすることも多いと思います。
しかしながら、同じ言葉を使っていても参加者同士で
大きくニュアンスや捉え方がズレてしまうことがあります。

例えば、研修企画会議で「主体性の発揮」という課題が挙がったとしても、
どんな場面でどのような行動を発揮することなのか、必ずしも認識が
一致しているとは限りません。
言葉だけでは情報量が不足してしまうのです。

そんな場面でも、レゴ作品を用いることで可視化し、
必要に応じて動かしたり、ブロックを足したり変えることで、
情報量を増やし、認識共有を加速させることが出来ます。

また、レゴ®シリアスプレイ®のファシリテーション技法により、
『声なき声』を拾うことが出来ます。

一般的に、会議では2割の発言力がある人、声の大きな人が話をし、
残り8割は黙っています。アシスタントや派遣社員の方等、立場の弱い人は
意見を求められても、なかなか意思表明しづらいこともあります。

レゴ®シリアスプレイ®では、そうした方々の意見を自然と吸い上げ、
参加者にどよめきが湧く場面が度々起きます。
実は、アシスタントや派遣社員の方々は、全体を俯瞰してみていたり、
社外の視点を持ち合わせていて、貴重な意見・考えを持っていることが
多いのです。

そうした普段埋もれてしまいがちな貴重な意見や考えを引き出し、
組織のチカラを最大化する研修・ワークショップが出来ます。

魅力⑤:戦略検討やビジョン浸透が、深まる

レゴ®シリアスプレイ®は、個人の作品作りのみならず、
グループでの作品作りも行うことが出来、グループで戦略検討や
ビジョン浸透を行うために実施することも可能です。

「理想の組織」について、個々人が作り上げた作品を持ち寄り、
組み合わせることで、グループ総意の「理想の組織」を
作り上げることが出来ます。

いくつかのルールを用いることで、全員が作品作りに携わることができ、
誰もが「自分ごと化」させ、自然とコメットメントを高めます。

さらに、作り上げた作品を動かしたり、課題や障害を置いてみたりしながら、
将来をシュミレーションすることもできます。
ただ議論するよりも、作品を作り、並べ、組み合わせ、動かし、
足したり引いたりしながら、議論を行うことで
参加者の思考と理解度を高めることが出来るのです。

魅力⑥:レゴ®シリアスプレイ®は手法に過ぎず、可能性は無限大

レゴ®シリアスプレイ®は研修・ワークショップの手法やメソッドに過ぎず、
様々な目的や場面で活用が可能です。

よく用いられるチームビルディング研修を始め、
新規ビジネスのアイディア出しや既存事業の戦略策定に至るまで、
凝り固まった思考・硬直した組織に課題に感じた際、
ぜひご検討頂きたいアプローチです。

研修・ワークショップとして、3時間~2日間ほどのお時間を頂くことになりますが、
過去弊社研修を受けて頂いた某大手研修会社の部長から
「結果的に超効率的なアプローチだ」とのコメントを頂いたこともありました。

弊社では、ただ研修・ワークショップを実施するだけではなく、
丁寧な作り込みと今後の施策に向けた接続をみなさんと
ご準備頂くことを重視しています。

おわりに

文章だけではなかなかお伝えしづらい部分もありますが、
多少はイメージを持って頂けたでしょうか?

やはり体験に勝るものはない、というのも実態です。
トライアル研修も随時実施しておりますので、
ぜひお気軽にお問い合わせを頂けますと幸いです。

レゴ®シリアスプレイ®研修で使う専用キットとは?

活躍しているレゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーターほど、
必要に迫られて沢山のレゴブロック(=研修資材)を持っています。
もちろん、弊社も特大衣装ケース数箱分のレゴを保有しています。

山盛りのレゴを見た研修参加者の方からよくご質問を頂くのですが、
公式にレゴ®シリアスプレイ®専用キットなるものが存在します。

しかも、なんと日本未発売(涙)。。

本日はそんなレゴ®シリアスプレイ®専用キットの販売の実情や種類、
調達方法にまつわるお話を紹介します。


1.専用キットとは
2.専用キットの販売の実情
3.専用キットの種類
4.専用キットの調達方法


1.専用キットとは

元々、レゴ社にて開発された レゴ®シリアスプレイ®メソッド。
当初はレゴ社のビジネスのひとつとして位置づけられてきました。

そして、効果的な研修・ワークショップの運営のために、
数あるブロックの中から選りすぐりで専用キットを構成しました。

その後、2010年5月にレゴ社のポリシー変更があり、
ファシリテーター認定をレゴ社から、
ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ社(※)に移管が決定。

※レゴ®シリアスプレイ®開発者が独立して立ち上げた会社。
そんな経緯もあり、レゴ®シリアスプレイ®には、商標の®が2つついています。

しかしながら、ポリシー変更後も、
レゴ社はメソッド自体の質と専用キットの供給に責任を持つと約束し、
現在もレゴ®シリアスプレイ®専用キットを公式に販売しています。

極論すると、専用キットを使わずとも
研修・ワークショップの運営は出来なくもないのですが、
ただ、場数を踏めば踏むほど、
「なるほど確かに考え抜かれたパール構成だな」
と感心してしまうのが専用キットなのです。

そんな専用キットは、研修・ワークショップの目的や内容によって
使い分けが出来るように、いくつかの商品に分かれています。

 

2.専用キットの販売の実情

レゴ®シリアスプレイ®専用キットが公式販売されているものの
それはあくまで海外でのお話。

悲しいことに、2020年6月現在 日本では未発売(涙)。
理由は、レゴ社の公式オンラインショップが
日本でまだサービスを開始していないから。

しかしながら認定ファシリテーターは
自分たちで専用キットを揃えなければなりません。
そのため、共同購買や個人輸入にて専用キットを調達しています。

 

3.専用キットの種類

それでは、続いて、
レゴ®シリアスプレイ®専用キットをご紹介します。

※今回は、米国地域の公式サイトを参考にしています。

(1).SERIOUS PLAY®Window Exploration Bag
Price$484.99

こちらが最小部品数(46部品)のキットです。
え、それでも$484.99と思うところですが、
ご安心ください、100セット入りです。

よく、研修・ワークショップの冒頭で
お一人1セットお配りしてウォーミングアップ行います。

しかしながら実は、このキットだけでも
十分、研修やワークショップが成立するポテンシャルがあります。

ポイントは、同じ種類、同じ数のレゴ部品が入っている点です。

研修後片づけをしている際、
最後の最後に床に落ちた部品を見つけ、
どのセットが欠けているか分からなくなったときは、
絶望的な気分になります。笑

なお、私は定期的に子どもたちと遊びがてら、
検品チェックを行っています。

 

(2).SERIOUS PLAY®Starter Kit
Price$36.99

こちらは一人用のセット(219部品)で$36.99です。
5人で行うワークショップならば、×人数分が必要です。

非常に充実した構成で、参加者は部品数の制約を感じずに
伸び伸びと作品作りが出来ます。

しかしながら、Window Exploration Bagとともに、
同じ種類、同じ数のレゴ部品が入っているため、
他人のキットと混ざると取り返しがつかないことになります(涙)

ゆえに、このキットで作った作品で
共有モデルを作ることは出来ません。

 

(3).SERIOUS PLAY®Identity and Landscape Kit
Price$789.99

こちらは、本格キット(2631部品)となっており、
複数人で一緒に使うことが出来ます。

様々なサイズの平板パーツもついており、
一番大きなサイズのもの(灰色)も1枚付いています。

これらを使って共有モデル製作もでき、
ウォーミングアップ後の本格的なワークはおよそ対応できる構成です。

 

(4).SERIOUS PLAY®Connections Kit
Price$754.99

こちらは「コネクション」という商品名の通り
繋ぎ合わせるための部品が揃ったキットです(2455部品)。

実は、参加者全員で共有モデルというモノを作ったあと、
さらに作品を付け足していき、作品感をつなぎ合わせ、
実際にレゴ作品を動かすことで、
課題や要素を分析したりシュミレーションできます。

作品感をつなぎ合わせることで、影響関係が可視化され、
机上では到底できないような議論やシュミレーションが可能になるのです。

ただ、実際の研修・ワークショップでこのプロセスまで
辿り着くには非常に時間を要するため、省略されるケースも多いです。

 

4.専用キットの調達方法

前述の通り、海外販売のみのため、
調達する手段は、①共同購入するか、②個人輸入するか、です。

特に、Window Exploration Bagは100個セットとなっており、
「100個も要らんがな」と言う方も多いと思いますので、
ファシリテーター仲間で共同購入するのがおススメです。

方法として、上記2つ以外に輸入代理店に頼む方法もありますが、
最近では簡単に個人輸入も出来ますので、ぜひチャレンジしてみてください。

googleで「個人輸入」と検索すれば、個人輸入をサポートしてくれる業者が
いくつか出てきますし、業者の比較サイトもあります。

レゴの場合、米国以外に欧州などでもオンラインショップがありますので
時々の為替状況と手数料や送料、そしてリードタイムを調べて、
最適な方法を選択されるといいと思います。

もちろん、送料や関税、手数料がかかるので、販売価格プラスαとなり、
「レゴって定価でも高いのに・・・」という気持ちはわきますが、
そこはもう、グッと飲み込むしかないです。苦笑

以上、ご参考になると幸いです。