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2024/02/16

「労働組合研修で、レゴ®シリアスプレイ®の採用が拡がる理由<5選>」

当記事では、

みずほFG労働組合様、大和証券グループ従業員組合様

デンソー労働組合様、MSD労働組合様

医薬化粧品産業労働組合連合会様、オプテージ労働組合様

塩野義製薬労働組合様、三和化学研究所労働組合様 (順不同) など

多くの労働組合様にて労働組合研修としてレゴ®シリアスプレイ®研修が採用されている理由を5点にまとめてご紹介します。

はじめに

各労働組合に共通する課題

労働組合は、従業員の権利保護、待遇改善、給与引き上げなど、多岐にわたる活動を通じて、労働者の働く環境を向上させるために日々奮闘しています。労働組合がなければ、労働者の権利は保護されず、賃上げや賞与アップも実現しません。しかし、多くの労働組合で、組合活動への参加や幹部候補の育成に大きな課題を抱えています。特に日本では、労働組合活動に対する意欲が低い傾向にあり、「組合活動は大事だと思うけど、面倒も多いし、(自分以外の)誰かがやってくれればいい」という組合員の声が多勢を占めるケースも多くなっています。 そのため、多くの組合幹部の方々が「どうしたら、組合員の意識変容や主体的な参画を促せるか?」「今後の幹部候補の育成ができるだろうか」と課題感を抱いています。

既存の研修手法(座学)の問題点

過去から、組合活動の意義や必要性を伝えるために、多くの労働組合で組合員向けの研修やセミナーが開催されてきました。その多くが座学研修スタイルとなっていましたが、座学研修では、講師が一方的に話し続け、参加者は自分の考えや経験を共有し、積極的に学習プロセスに関与する機会が限られています。結果、せっかくお金と時間をかけて研修を開催しても、労働組合への参画意識は高まらず、エンゲージメントやモチベーションの低下という逆効果を生み出すことがあります。

レゴ®シリアスプレイ®研修の革新性

レゴ®シリアスプレイ®研修は、レゴ®社とMIT(マサチューセッツ工科大学)やシカゴ大学の教育心理学チームの共同研究により誕生した画期的な研修メソッドです。詳細は別記事(レゴ®シリアスプレイ®徹底ガイド、魅力、評判まとめ)をご参照頂きたいのですが、参加者にレゴ®ブロックを使って、“遊び感覚”で自分の考えやビジョンを言語化し、参加者間で共有し合うことが出来ます。その結果、「労働組合の必要性/意義」「今後のビジョンやアクション」といった、大切だけれどなかなかとっつきにくい、直球ど真ん中ストレートの議論であっても、参加者が主体となり、楽しく盛り上げることが出来ます。また、参加者は自分たちが目指すべき組織の姿や、そのために必要な行動を深く考えるきっかけを得ることができます。実際に、NASA(アメリカ航空宇宙局)をはじめとした、一流企業・組織がグローバルで採用している実績からも高い研修効果が裏付けられています。

労働組合研修で、レゴ®シリアスプレイ®が採用される理由<5選>

理由①. 参加者の積極的な参加を促す

レゴ®シリアスプレイ®研修の一番わかりやすい魅力は、『楽しい』です。研修と言えば、「つまらない」「退屈」「眠い」という印象を持っている方も多いですが、そんな研修の既存概念を打ち壊す画期的なアプローチがレゴ®シリアスプレイ®です。参加者は、つい夢中になってレゴ®で遊んでいる感覚で、そのまま研修にのめり込み、自らの意見やアイデアを積極的に表現し始めます。このメソッドでは、レゴ®ブロックを使って個人の考えを形にする(可視化)しますが、普段は言葉で自分の意見を表現するのが難しいと感じている人でも、容易に参加し、全員参加型の研修を生み出すことができます。このプロセスは、参加者の積極性や参画意識、帰属意識を高め、組織全体のコミュニケーションを改善する効果があります。

理由②. チームビルディングと組織の結束力強化

特に組合執行部メンバーは任期制で入れ替わりが激しく、メンバー間の相互理解が生まれ、業務が円滑に進むまで時間がかかる、という課題を抱えた組合は多く存在します。そんな中で、LEGO® SERIOUS PLAY®研修は、参加者間の相互理解を促進し、信頼構築を図り、組織の結束力を強化します。共通の課題に対して協力して取り組む過程で、参加者はお互いの強みやスキルを認識し、相互理解を深めます。このような経験は、組織内の連帯感を高め、労働組合活動への参加意欲・貢献意欲をさらに促進します。

理由③. 創造性とイノベーションの促進

ついつい労働組合の活動はマンネリ化しがちであり、前例踏襲が増え、新しい視点や取り組みが欠如しがちです。LEGO® SERIOUS PLAY®研修は、参加者の創造性を刺激します。レゴ®ブロックを使ってアイデアを具現化する過程では、新しい視点や解決策が自然と生まれます。これは、労働組合の活動や目標に新しいアプローチを取り入れるための土台となります。創造性とイノベーションは、組合運営の課題に対処し、従来の待遇改善や権利保護のみならず、新たな取り組み・挑戦に向けて能性を開く鍵となります。

理由④. 組織内の隠れた問題を明らかにする

LEGO® SERIOUS PLAY®研修では、参加者が組織内の問題や課題についてレゴ®ブロックを使って表現します。この視覚的な表現は、従来の会議やディスカッションでは見過ごされがちな、組織内の隠れた問題を明らかにする効果があります。これにより、一般組合員から執行部や専従の幹部の方々まで、お互いに潜在的に気づいていた、考えていた真の懸念事項を作品化し、メンバーと共有が可能です。さらに、個々人の作品同士を並べたり、分解、追加、合体、移動などの作業を通じて、その問題にどう対処するか、具体的な議論や対策検討までできます。

理由⑤. 自然にコミットメントを引き出す

ついつい「言ったもの負け」の雰囲気が出てしまい、具体的なアイデアを出せば、仕事を押し付けられそうで意見を言いたがらない、そもそも組合活動へのモチベーションが低く、何事にも腰が重い。大なり小なり、多くの労働組合が抱えている悩みや課題です。特に弊社で行っているレゴ®シリアスプレイ®研修では、“自分ゴト化”を大事にしており、研修を通じて参加者一人一人が組合活動を自分ゴト化し、他人任せにせず、自分から動こうという意欲を引き出し、自然な流れで行動コミットメントを引き出すことが出来ます。また、安心安全の場づくりにも定評があり、「これを言ったら言質を取られる」といった不安感や「こんなこと言ったらバカにされる」という心配を排除し、参加者が実践的な行動計画を策定する機会を提供します。

お客様の声

某労働組合執行委員長(30代 男性)

・遊び心のある研修で、楽しんで取り組むことができた。今回は見知ったメンバーであったが、それでもレゴブロックの使い方などで新たな一面を見ることが出来たと思う。また、講師の匙加減一つでポジティブにもネガティブにも着地させることが出来ることがとても印象的だった。

某労働組合 書記長(30代 男性)

・同じテーマで取り組んでも、一人ひとりで着眼点が異なり出来るものも異なること、それらを合わせることが新たなものをうみだすということは実感できました。同じパーツでも、みんな見方が違う事を実感しました。気持ちを形で表現する事の難しさを実感しました。みんなで話し合う事で新たな発想も生まれてくる事を体感しました

某労働組合 執行部役員(20代 女性)

・レゴを使って組合に関する研修にどう繋がるのか疑問に思っていましたが、最終的に上手に収められたなという印象です。その後に研修メンバーで懇親会をするのは、雰囲気を作った上でするので話しやすかったです。

某労働組合 執行部役員(20代 男性)

・着眼点、発想の多様性に気付かされ有意義でした。また、質問で深掘りするパートは質問力の向上に繋がると感じました。日頃接点があまりない方々と一緒に取り組む事で多くの気付きがありました。また、対面でのコミュニケーション良さを改めて感じました。貴重な機会に参加させて頂き、ありがとうございました。

某労働組合 支部長(30代 男性)

・瞬発的な思考が求められる場面が多く、頭を使った印象でした。また常にアクティブなワークだったため、楽しく研修できたと思います。有難うございました。

某労働組合 組合員(40代 男性)

・正直、始めはレゴだけで1日過ごすのかと予定を持っていましたが、あっという間の一日でした。始めは個人で作製、後半は多人数でのグループセッションと、次第にボルテージを上げて取り組めたため、楽しい研修となりました。ありがとうございました。


ここまで当記事を読んで頂き有難うございました。 レゴ®シリアスプレイ®に関する詳細は別記事(レゴ®シリアスプレイ®徹底ガイド、魅力、評判まとめ)もご参考ください。